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君とアニメと人生と

アニメ・人生・仕事の三本柱でお送りします

気を付けておきたい「自己分析」に潜む罠

仕事 仕事-就転職

皆さんは、就・転職の際に「自己分析」をしたご経験ありませんか?

自己分析というのは文字通り“自分を分析すること”で、その分析した結果によって志望先の企業を絞ったり、特定の会社に応募する際の志望動機や自己PRを固めるのに役立つと言われています。

昔からそうなのか、又いつからそうなのかはわかりませんが、私が就活をしていた1~2年ほど前も、大学の就職セミナーで口酸っぱく「まずはしっかり自己分析をしましょう」と言われてことを覚えています。

さて、自己分析って本当にそれほど必要なのでしょうか?

ちなみに当の私は、しっかりと就職課の言いつけを守って自己分析を繰り返した“被害者”の一人でもあります。私のような被害者を増やさないためにも、「自己分析」に潜む罠について解説していきましょう。

自己分析に終わりはない

自己分析というのは、自分の行動原理や思考パターンを分析し、自分という存在を理解していこうとする試みです。「自分ってこんな人間だったんだ!」という新しい発見が生まれることもあるかもしれません。

しかし、自分という存在を全て完璧に理解することなど不可能です。人間は自分という存在を、他者との関わり合いによってしか規定できません。話す相手がいて初めて「おしゃべり」という自分の性格がわかるし、組織に入って初めて「リーダシップがある」ということがわかるのです。

こう考えると、あなたの性格や能力の中には、あなたがある特定の環境や条件を経験したことがないために、まだ発揮されずに眠っているものが多く存在します。しかし自己分析では、そういった潜在部分を計れません。

つまり自己分析には、明確な終わりが訪れることなど有り得ないのです。

嫌いな自分ばかり見えてくる

自己分析をしていて陥りがちなのが、自分を分析していった結果、これまで目をつむって見て見ぬふりをしてきた自分の嫌な部分がどんどん浮き彫りになっていくこと。そしてその事実を目の当たりにし、本格的な就・転職活動の前から既に自信を大きく削られてしまうのです。

そもそも、これまでの人生に一点の曇りもない自信を持っている人なんて存在しないでしょう。人はそれぞれ欠点や苦手なもの、嫌いなものを持っているはず。しかし、自己分析にのめり込み過ぎると、自分が他の人よりも劣った存在であるという錯覚を覚えてしまう危険があります。

もちろん嫌いな自分に目を向けることもある程度は必要ですが、大抵の人はダメな自分を知ることで委縮し、挑戦することを諦めてしまうのです。

要するにここで言いたいのは、「自己分析は、自分自身を嫌いにならない程度に!」

過去の自分に縛られてなかなか前に進めない

自己分析というのは、“これまでの”自分を分析することによって、これから自分が進む道を決めようとする試みであることはご理解いただけたでしょう。しかし、自己分析の結果に頼り過ぎると、未来の自分に目を向けづらくなっていきます。

「これまでの自分はこうだったから、これからはこうする」

自己分析を土台とするこういった方針は、確かに大きな失敗する確率は低いのかもしれません。

ですがこれは、あなたがより一層成長するためには“弊害”にしかなりません。

それは、「やりたいこと」や「なりたい自分」よりも「できること」や「なれる自分」を優先してしまうことに繋がるからです。

まとめ

自己分析というのは、言わば「自分の歩いてきた道を振り返える」行為。これから自分が進む道を決めなけらばならないというときに、後ろばかり見ているのはどう考えてもおかしいですよね?

自分がこれから進む道を決めるなら、しっかり前を向く必要があります。絶対に自己分析をするなというわけではありませんが、くれぐれも自己分析は程々に。

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