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君とアニメと人生と

アニメ・人生・仕事の三本柱でお送りします

「社会のため」とか考えないで自分の好きなことをやってみよう

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今回のテーマは、よく若者が自分の就職について真面目に考えたときに使う「社会のため」という考え方について。

かくいう私も、1~2年前に就活をしていたときに、再三「社会のためになる仕事がしたい」などと周囲に語ってきました。しかし、今思ってみればあれはただの自己満足に過ぎなかったのだと思います。

私がなぜこんな風に考えるようになったのか、その理由を説明していきましょう。

人間は社会の全てを見つめることができない

自分が社会のためになると思うことに取り組むのは、決して悪いことではありません。しかし、ある特定の何かに取り組むということは、同時に何か他のことを見捨てることにもなる点を忘れてはいけません。

例えば、私はブラック企業を根絶するための活動をしていたとします。私はブラック企業に勤めていた経験があり、自分と同じのような思いをしている人を助け、二度と同じようの辛い思いをする人が出ないようにしたいと考えています。

確かにこの活動は、ブラック企業に苦しめられている人やこれから苦しめられる可能性のある人にとっては、非常に良い行動です。

しかし、ここで設定されている社会というのは「ブラック企業に苦しめられている、または苦しめられる可能性のある」社会であって、そうでない社会にいる人々には全く関係がありません。それどころか、小さい会社を少ない人員でやりくりしている企業経営者にとっては、社員のモチベーションを下げる障害となる可能性すらあります。

要するに人間は、自分が当事者である、または当事者と何らかの関わりを持っている問題以外は、それを問題として認識することすらできません。そこで見ている社会は“あなたにとっての”社会であって、“全ての人にとっての”社会ではないのです。

何が社会のためになるかなんて正直わからない

反対に、自分では社会のためにやっているとは思っていないことが、回り回って社会のためになることもあります。もちろんそれは、人間が社会というものを全て把握しきれないからです。

例えば、私がある分野の研究者だったとします。自分はその研究が好きでやっていますが、現時点では何の活用もできません。

しかしその研究が活用できないのは、現代のテクノロジーが追いついていないからという可能性もあります。100年後の世界では、その研究が大いに役立っているかもしれないのです。

どうせ自己満足なら好きなことをやった方がいい

「社会のため」と考えて何かをしたところで、結局は“自分にとっての”社会のためにしかなりません。自分の認識できる範囲の社会だけが良くなったことに満足するのなら、それは自己満足以外の何物でもありませんね。

一方、自分が好きなことをして自分だけが満足しているように思えることでも、自分の知らない所で誰かの役に立っていることもあります。

つまり、結局どちらを選んでも得られるのは自己満足。だとしたらどちらを選んだ方が良いのか?当然私は、「自分が好きなこと」を選ぶべきだと思いますよ。

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