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君とアニメと人生と

アニメ・人生・仕事の三本柱でお送りします

少年ジャンプの定石を覆した屈指の名作『ヒカルの碁』

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DVD-BOX「ヒカルの碁」全集

スポーツものでも、バトルものでもない。異色の少年漫画として鮮烈なデビューを飾ったのが『ヒカルの碁』である。
本作は囲碁に興味のある人はもちろん、囲碁に全く興味のない人でも楽しめる巧みなストーリーで多くの支持を得た。

ストーリーに引き込まれる

『ヒカルの碁』はなぜここまでの人気を得ることができたのか。それは、囲碁という難度の高いテーマを選ぶリスクを差し引いても余りある、少年漫画のお手本のように魅力的なストーリー展開があったからである。運命的に囲碁と出会った主人公・ヒカルの成長と苦悩、佐為との出会いと別れ、永遠のライバル・アキラとの死闘、随所に見所が散りばめられ全く視聴者を飽きさせない巧さがこの作品にはある。

主題歌にハマる

また、本作の魅力はアニメ化されることでより一層際立つことになる。アニメにあって漫画にないもの。それは、物語の山場をより印象付ける音楽の存在である。特に、本作においてはその主題歌に大きな注目が集まった。最初のOP曲である「Get Over」を筆頭に、『ヒカルの碁』の世界観にマッチした名曲が生まれている。

囲碁を打ってみたくなる

子どもたちにとってあまり馴染みのない囲碁を題材にした点は、当時の関係者にとって相当チャレンジングなものだったことは想像に難しくない。しかし、本作ではむしろ知名度が低いことを逆手にとって囲碁に興味を持てるような工夫が随所に見られた。その代表例が、毎回本編の後に放送される「GOGO囲碁」というコーナーである。初心者の目線から囲碁のルールやテクニックを紹介する内容で、本編とは別にパッケージ化されるなど大きな反響を呼んだ。
そして極めつけは、子ども心をくすぐる「神の一手」というキーワードである。物語上重要なワードであり印象的な演出が施されているため、ついつい「神の一手」ごっこをしたくなってしまうのも仕方ないだろう。

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