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君とアニメと人生と

アニメ・人生・仕事の三本柱でお送りします

責任を理由に仕事を辞められない人はまず自分の人生に責任を持とう

仕事 仕事-働き方

過労自殺をした大手広告代理店の新卒女性社員の事件が大きな話題となっている。亡くなった女性は、恐らく私と同い年だ。私自身はさすがに月の残業時間が100時間を超えたことはないが、大体70~80時間ぐらいは残業しているので、そういった意味でも他人事とは思えなかった。

mainichi.jp

そこで今回はこのニュースに関連して、「仕事を辞めること」と「責任」について自分の考えをまとめておきたい。

どうしようもなく辛いのに仕事を辞められない人が口にすること

「仕事辞めたい」

友人や同僚、はたまた上司からこんな言葉を聞くことは結構ザラである。まあそんなことを言いつつも、実際に体調を崩したり本当に辞めてしまう人というのはあまり多くないだろう。

しかし、本当にどうしようもなく辛くて、心の底から「仕事を辞めたい」と思っているにもかかわらず、一向に仕事を辞めると言い出せない人も多い。そういう人に対して、「そんなに辛いなら辞めちゃえば?」と聞くと、大抵はこういった答えが返ってくる。

「え?でも、責任があるし…」

「他人の目を気にすること」と「責任感があること」は別物

責任感があること自体は決して悪いことではない。むしろ、自分の行動や言葉に責任を取らない無責任な人間よりはよっぽどマシだ。しかし、自分では「責任感がある」と思っていたとしても、それが本当に責任感から生じているのかどうかは改めて見つめ直す必要がある。

今回のテーマである「仕事を辞めること」について言えば、建前として「責任があるから」という理由を述べていたとしても、その根底には「周りの人に迷惑が掛かるし、周りの目が気になるから辞めるなんて言えない」というような理由が大いにあり得る。これはむしろ、責任感があるというよりは、「自分の行動によってやむを得ず生じてしまう迷惑や面倒について責任を取りたくない」と言い換えても良いのかもしれない。

要は、本当の意味で「責任感を持つ」ためには、自分がどこまでの責任を負うべきかをしっかり見極める必要があるのではないだろうか。

自分の人生の責任は誰が取るのか?

私はこんな風に思っている。すべての子どもは、自分の親のために「幸せになる責任がある」のではないかと。普通であれば自分より早くこの世を去るであろう両親に、自分のことを心配させたままでいるのは忍びない。さらに、もしも親が「子どもがこんなに苦しむくらいなら産まなければよかった」などと考えるようなら、それはお腹を痛めて、汗水垂らして養育費を稼いで、そして自分の人生における大切な時間を捧げてくれた親に対して本当に申し訳が立たない。

要するに何が言いたいのかというと、全ての人間は自分の親のために「幸せに生きる責任」があるのではないかということだ。そしてその「責任」は、自分以外には誰にも果たすことができない。

まとめ

人生の中で何よりも優先されるべき、いわば「自分の人生の責任」を果たさずに、仕事上の責任を優先してしまうのは、決して「責任感がある」生き方とは言えないように思う。そして、責任感を持つことは大事だが、責任を負うべき場所を誤ってはいけない。

人ひとりが背負える責任は、せいぜい自分の背中ぐらいの大きさしかない。だから仕事や会社の責任まであれこれ背負いこまず、まずは「自分の人生の責任」からしっかり背負っていけば良いのではないかと思う今日この頃である。

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