今回ご紹介するのは、人類が衰退した後の世界を描いた作品『人類は衰退しました』(2012年7月より放送)。何ともストレートなタイトルだ(笑)
さて、この作品において非常に重要な存在として登場するのが、いわゆる“妖精さん”である。これまでも妖精が登場するお話というのは数多く語られてきた。しかし、『人類は衰退しました』に登場する“妖精さん”は皆さんが抱いている可愛らしい「妖精像」とは少々異なる。
ネット上での評価
地味にここ最近地味にいいアニメが出てる気がする じんすいとかじんすいとかじんすいとか
— さー・ゆのみ (@agjpupjga) 2013, 8月 21
「人類は衰退しました」のアニメは名作だった
— 雲鳴遊乃実 (@teacupboy1) 2014, 9月 3
人類は衰退しましたは間違いなく名作
— ほるもん (@Iron_hrmn) 2015, 1月 15
じんすいより泣いたアニメない いや、映像作品においてじんすいが一番泣いたかも
— びーけー@地球防衛部 (@lovewomake) 2015, 5月 13
人類は衰退しました平常運転すごく面白かった。名作だよ。田中ロミオ先生すごい。
— Rucol@ (@rucola_456) 2015, 5月 14
妖精のイメージといえば?
皆さんが抱いている「妖精」のイメージとはどのようなものだろうか?
一般的なイメージといえば、体は人間の手のひらほどのサイズで、羽が生えていて、人間の言葉を理解することができ、同時に話すこともできる場合が多い。といったものだろう。有名なキャラクターでいえば、ピーターパンに登場するティンカーベルも妖精のひとり。要するに、一般的な妖精のイメージでは、無邪気で屈託のない誰からも愛されるキャラクターを想像するのではないだろうか?
不気味な雰囲気を漂わせる“妖精さん”
しかし、『人類は衰退しました』に登場する“妖精さん”はどこか不気味な雰囲気を漂わせている。それもそのはず。この作品内での“妖精さん”たちは、我々人類に代わる「新たな人類」として地球に君臨しているのだ。
一般的な「妖精」のイメージのうちの一部は継承しつつ、その高い知性は人類をはるかに凌ぐ“妖精さん”たち。生態系や行動原理など、多くのことが謎に包まれている彼らは、一歩間違えれば星1つをまるごと消し去ってしまうほどの危うさを持っている。しかし、そんな危険性をはらんでいるにもかかわらず、どこか不思議な愛らしさを感じさせ、「たまにはこんな妖精もありかな?」と思えてきてしまう。
人類が衰退したらどうなる…?
『人類は衰退しました』は、そんな“妖精さん”たちと主人公の少女“わたし”の物語。とはいえ、ただのほのぼのとした作品ではない。非常にさらっと言ってしまったが、この作品の舞台は、我々人類が衰退を始めて数世紀が経過した世界。ゆるーい雰囲気ながらも示唆に富んだ内容で、普通の物語では一切考えもしないような異世界が広がっている。
どこかクセになるOP
OPはちょっとクセになる(笑)妖精さんたちの可愛らしいダンスにもご注目!
公式サイト
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