伝説上の存在とされてきた世界最強の吸血鬼、“第四真祖”の力を持ってしまった一人の少年の闘いを描いた本作。その少年、暁古城は世の男性陣から羨望の眼差し…というか妬みと怒りをぶつけられている。
それもそのはず、古城はいくらなんでもうらやましすぎる主人公なのだ。
世界最強の吸血鬼“第四真祖”
普通の高校生だった古城は、ある事件の際に伝説の“第四真祖”からその能力を引き継ぐことになってしまう。
吸血鬼ということは、もちろん不老不死の身だ。
多少日差しに弱くなるなどの不都合もあるが、やはりうらやましい!
国家公認の可愛いらしいストーカー(監視役)が付いてくる
伝説上の存在である“第四真祖”は、その存在自体が世界のバランスを壊しかねない。
そのため、古城には国家公安委員会の特務機関から監視役が付けられることになった。それが、本作のメインヒロイン・姫柊雪菜である。
もちろん監視役なので、常に古城と行動を共にしている。
ん? 常に? なんともうらやましい!!
霊媒として人間の血を吸わなければならない
真祖を筆頭とする吸血鬼たちは、眷獣という強力な召喚獣を持っている。しかし、その眷獣を従えるためには霊媒となる人間の血を吸うことが必要。そのため、古城はピンチの度に女性から血を吸いより強力な“第四真祖”へと覚醒していくのだ。
え?? ピンチの度に?? いくらなんでもうらやましすぎる!!!