地方公務員の友人に働き方についてインタビューしてみました


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とある地方自治体の職員として活躍している高校時代からの友人に、その仕事内容についてインタビューしました。彼はおっとりとした「ザ・草食系男子」といった印象の青年で、僕がいつも仲良くさせてもらっている友人の一人です。

一般的に安定志向の高い方が多いという印象の地方公務員ですが、実際にはどんなことを考えて日々の業務をこなしているのでしょうか?

地方公務員・Tくんのプロフィール

Tくんは地元の高校を卒業後、東京都の中堅私立大学に入学。大学在学中での就職活動に失敗し、卒業しての就職浪人の末、現在の職に就く。

僕とは高校の同級生という間柄。2年間同じクラスで過ごし、お昼もよく一緒に食べていました。

窓口業務ならではの大変さとやりがい

――具体的に今どんな仕事をしてるんだっけ?

Tくん:とある市区町村自治体で窓口業務をしてるよ。具体的には、住民票や戸籍の発行、住民異動届の受付などで、市区町村自治体の仕事の中でも、一般の人に馴染みのある仕事だと思う。

――今の仕事は楽しい?(雰囲気ではなく仕事自体)

Tくん:結論から言えば、楽しいわけでもつまらないわけでもないかな。仕事自体ということで、正直、自信を持って「楽しい!」と言えない自分がいるよ。

どんな仕事もそうだと思うけど、楽しいこともあるし、嫌なこともあるという言い方のほうが近いかな。

窓口には、様々な人がくるんだよね。丁寧な接客をしてくれて、ありがとう! と感謝されることもある。その時はとても嬉しいよ。

反対に、業務の手続き上、窓口の対応が遅くなってしまったり、お客様にとって、失礼な対応になってしまったり、見えてしまったりで、怒られることもしばしば。そんな時はやはり、落ち込むし、嫌な気分にもなる。

感謝されることと怒られてしまうこと、数で言えば、感謝されることの方が多いかな。でも、僕の場合は一つ嫌なことがあると、楽しいことや嬉しいことがあっても、今日一日が嫌な日に感じちゃうね。

嬉しいこととそうでないことがある今の仕事、総合的に見て、どちらとも言えないのが、今の正直な現状だと思う。

今の仕事に関する悩みや辛いこと

――どうしても「仕事に行きたくないなー」って瞬間はある?

Tくん:朝が苦手で、すごく眠いとき以外は特にないかな。

――仕事先の人間関係で何か悩みはある?

Tくん:ありがたいことに、これも特にないかな。

――これまでですごく嫌だった仕事はある?

Tくん:すごく嫌な仕事というわけではないけど、断るときにはすごく気を遣うよ。

例えば、夫の印鑑登録を妻が代理で申請に来ることがよくあるんだけど、それは委任状がないと受け付けられないんだよね。夫婦だから、委任状が必要ないと思って、来られる方もいるから、委任状が必要なことに納得できない人もいる。

こちらは法律や条例に従って、手続きをしているから、個人の事情を考慮しての対応はなかなか難しく、受付出来るものと出来ないものが自ずと決まっている。だから、どんな事情があろうとも、断らなければならないものは断らなければならないから、その対応が大変だよね。

仕事とプライベートのバランスについて

――10年後も同じ所で働きたいと思う?

Tくん:長く働く前提で入ったから、今のところは働きたいと思ってるかな。

――仕事とプライベートははっきり区別してる?

Tくん:仕事とプライベートは区別出来てると思う。

――休みの日に仕事のことを考えることはどのくらいある?

Tくん:窓口業務はその日その日で処理をする仕事が大部分。だから、休みの日に仕事のことを考えることはあまりないね。

ただ、ふと窓口であった嫌なことや、まずい対応になってしまったことは思い出すよ。

――突拍子もないけど、もし明日世界が終ることを自分だけが知っているとして、明日普通に仕事に行く?(笑)

Tくん:正直、どうするのか自分でもよくわからないかな(笑)。今の現状だと、最後の日にやりたいことが思い浮かばないから。朝起きた流れで、そのまま仕事に行きそうな感じがする。

――仕事に関して、何か夢や目標にしていることはある?

Tくん:今の目標は一人前になること。まだまだわからないことも多いからね。自分で自信を持って、一人前になった!と言えるまでになりたいと思う。

インタビューを終えて

Tくんは非常に心優しい人なので、窓口業務でも丁寧に対応しているところが目に浮かびます。ただ、Tくんは少々声が小さめなので、窓口に来られた方にしっかり声が届いているかだけは不安でしたね(笑)。

冗談はさておき、このインタビューを通して改めてTくんは公務員にピッタリの性格だなぁと感じました。僕の印象では、Tくんは割と毎日のルーティンを大事にするタイプで、毎週好きな番組を欠かさずしっかり観ているような感じ。

また、正義感も強く人の道に外れたことは絶対にしないですし、仕事とプライベートの区別もはっきりできるので、安心して公務を任せられます。朝寝坊しないかどうかだけはちょっと心配ですが(笑)。

 

※この記事は2015年3月に執筆した記事を再編集したものです