6月10日より全国上映中の映画『22年目の告白 私が殺人犯です』を観てきました。せっかくなので簡単にあらすじとレビューを書いておきます。ネタバレはしませんが未視聴の方はご注意ください。
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- 概要・あらすじ < >
- 評価・感想
満足度は★★★★☆
人物設定の説明がやや欠ける
殺害シーンが割と怖い < > - 主題歌は感覚ピエロ「疑問疑答」 < >
- 書籍・原作情報
概要・あらすじ
1995年に東京で起きた連続絞殺事件にまつわる物語。
警察の必死の操作も虚しく、15年の時効を迎えてしまった一連の事件について、事件発生から22年が経ったある日、自分がこの事件の犯人だと名乗る男「曾根崎雅人」(藤原竜也さん演じる)が事件の裏側についての告白本を出版します。
曾根崎を恨む被害者家族の心境とは裏腹に、賞賛の声を口にする民衆。曾根崎の本当の目的とは何なのか…?
評価・感想
満足度は★★★★☆
非常に満足感のある作品でした!緊張感のあるシーンの数々に、まさかの展開。出演陣も豪華で見所の多い作品です。
人物設定の説明がやや欠ける
ただ、少し残念だったのが、人物設定の説明がやや投げやりだったところ。曾根崎はなぜあんな金持ちで、どんな仕事をしているか?事件の真相が明らかになってもそこはわかりませんでした。
また、物語の真相に関わるので詳しくは触れませんが、一連の殺人の被害者・牧村里香の恋人、小野寺拓巳がなぜあのような方法での復讐をはかったのか。もう少し心理描写が欲しかったなというところです。
殺害シーンが割と怖い
視聴前の方は気を付けていただきたいのですが、『22年目の告白 私が殺人犯です』では人が首を絞められて殺される残虐なシーンが何度も出てきます。私は割と大丈夫な方ではありますが、それでも大分ショッキングな映像でした。フィクションとはいえ、キャストの方々の演技も素晴らしいので余計トラウマになりそうです。
幼いお子さんなどと見に行く場合はちょっと気を付けて方がよいかもしれません。
主題歌は感覚ピエロ「疑問疑答」
なお、今回の日本版映画上映に先駆けて、単行本と文庫本も発売されています。小説版の著者は、放送作家の浜口倫太郎さん。映画の監督・入江悠さんではないのでご注意ください。
定かではありませんが、恐らくビジネススキームとしては『君の名は。』を意識したもののように思います。今後も映画の上映に先駆けて小説版が発売されるという流れは続きそうですね。
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